結心道の表現方法には2つの大きな枠組があります。
その基本となる1つ目の表現方法を私たちは「結」と呼んでいます。
「結」とは、前結び宗家 きの和装学苑の授業の中で伝授している基本的な帯結びによる結心道作品を指しており、キャッチフレーズ「魅せる、装う、結心道」の『装う』の部分を担っています。
学苑指定書籍「帯結びアルバム」に掲載されている帯結びのことを指す場合もあります。
基本的な帯結びを結び、飾ることができること。
つまり、他者の目に触れても恥ずかしくない基本的な帯結びを習得すること。
それが結心道における第1の目的です。
結心道の「結」なら、楽しみながら基本的な帯結びを習得することが可能です。
結心道の2つ目の表現方法、それが「結art」です。
「結art」とは、基本の結び方「結」を各自の感性で発展させ、自分自身を表現した結心道作品を指し、キャッチフレーズの『魅せる』の部分を担っています。
人それぞれの感性や、そのときどきの体調や天候によって変化する物の捉え方を「帯を結ぶ」という行為で表現すること。
これは帯を使った新しいart=芸術であり、変わり結びの発展形だと当学苑では捉えております。
結心道作品は、きものに装うことが可能でなければならない。
このことが結心道の基本理念であるため、結artも「帯結び」という枠組みから外れることはありません。
結artを通して、創作帯結びを結ぶことや帯結びを観賞することの楽しさを知っていただく。
それが結心道における第2の目的です。
「前結び宗家 きの和装学苑」は結心道を通して、和文化再発見という重要なテーマをより現実的なものにしたいと考えています。